詩人:浜崎 智幸
遠くに行こうと
思いながら
そんな勇気も
ないままに
この町に甘えて
生きてきた
どこかにあるはず
私のvillage
あるべき姿で
生きていく
死んでいく
理想郷
旅に出るべき時に
思い出が邪魔になるのだ
孤高の強さを
保てない
★
明るい昼間に
いざなうvillage
言葉にできない
原罪(つみ)がある
鍵がある
──帰りたい
地上にあるとは
言い切れなくとも
渇望するほど
近くなる
見えてくる
理想郷
人を愛する時は
風向きが意味を持つのだ
寡黙と欺瞞が
混ざりあう
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2026/02/22 (Sun)