詩人:めろでぃ
もう何度目だろう
同じこと繰り返すのは
薬指から
離れていった指輪を
アナタにはめて貰うの
4度目までは
覚えてるの
5度目くらいから
分からなくなっちゃった
今日のは一体
何度目だろう
アナタに聞いても
分からなかった
指輪に聞いても
やっぱり分からなかった
じゃあどうして
こうなったの?
と問えば
アナタはうつむき
悲しそうな顔をする
キレイな瞳で
アタシを見つめる
そしてアタシは
ワガママに汚れた心が
濁った涙を流す
アナタはこんなに
美しいのに
どうしてアタシは
こんなに醜いの?
美しいアナタまで
汚してしまわぬように
アタシは守るよ
アナタの笑顔を
世界中の全てが
まばゆく輝くほどの
キレイなアナタの
美しい笑顔を
この薬指に誓うよ