詩人:甘味亭 真朱麻呂
それこそが いわば明暗 私自身でいういわば明暗 影の部分と光の部分を繰り返しながら 延々と続く退屈で憂うつ極まりない回廊を歩き続ける人生 それが いつからか 私自身の生きる 理由のようになり 思いこんでしまった 恐ろしく鮮やかな極彩色のオール・エンドつまりはすべての終わり 自分という人間のたどり着く最終地点 それが後も終わりも 始まりもすべてが 「明暗」ただ一つ。