詩人:いもけんぴ佐藤ロビンソン
とても小さな太陽きみは、ぼくのお先真っ暗な未来を映し出してはくれないんだろう暗闇に溶けたぼくの姿を世界に照らし出してはくれないんだろう。けれどもね今、遠ざかってゆく笑い声に気づかないようなふりをして本当の孤独を絵に描いたような孤独を味わっているぼくにはねどんなに頼りなくてもたったひとつの太陽なんだ。弱いきみがぼくを強くしてくれるんだとても、とても、小さな愛しい太陽