詩人: 愛夏
「さよなら」がもつ
本当の意味を
僕はまだ知らなかった
君に出会った冬の終わり
一目惚れをした僕は
それからの毎日が
とても楽しくなった
あんな出会いから
もう1年が経つんだね
君に告白をされて
心が弾んだ
あー、生きててよかった
なんて想うほど
幸せを噛み締めていた
楽しいだけの付き合いでは
なかったけれど
君が傍に居てくれれば
それでいい
本当にそう想えたから
今日までこれた
でも君の気持ちは
次第に離れていく
風化された愛は
自然に消えていく
2008/03/09 (Sun)