詩人:乙
否が応でもそうなるしかないんだ、と言いながら、是が非でもそこで転ぼうとする。ちょっと、あすこに置いておきますからね、頼まれた品。アレですよアレ、貴方の悲劇を巧い具合に演出する舞台装置!でも、ね、貴方ちょっと女々しすぎやしませんか、自分を可哀相にすることばかり得意になって?どうもこう無いよ、と怒りながら、うんとかすんさえ意思の表明を知らないじゃないの。