詩人:惑い人
我先に 空へ届こうと手を伸ばして 突っ立つ摩天楼の 群れそんなに 必死で何を掴もうと いうのやら空の 星の光たちには届くわけも ないのに忘れちゃったの?「バベルの塔」の言い伝え手に入らない ものだからあんなにも 美しい掴めない ものだからこんなにも 焦がれるいい加減 気づいたら?