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詩人:チェシャ猫
ペンキを塗りたくったような大空に
キミと共に何を描いたのだろう
あの空に浮かぶ綿菓子は
きっと誰かが白い絵の具をこぼしたんだね
きっとあのころのボク達は今日のこの空のように
どこまでもずっと澄み切っていて
いつかこの空が曇る日が来るとは
知らずに笑っていた
晴れの日があれば曇りの日だってある
そのうち雨も降れば雪も降る
だけどきっとボク達だけはずっと
この青空に何かを描き続けられるって
そう思ってたんだ
あれから月日は流れ
ボク達の間には寂しい風が吹き抜けれるけれど
きっとこの空はどこまでも広がり
ずっとボク達を見守っているから
だからきっといつか新しい明日を描こう・・・