詩人:黒夢
空を見上げて青いと思った。君を見て眩しいと思った。空に手を伸ばして遠いと思った。君の背中が遠いと思った。君と空は紙一重だなんてやけに女々しいことを考えた。でも今はそんな事さえもう、どうでもよくてただただ、空が青いことをぼんやりと再認識した僕がいた。