詩人:ハートの風船
僕に見える君は花火のように
とっても輝いていて
とっても綺麗だった。
だけど、そうやって光っているのも
一瞬で…
僕の手からも一瞬で消えて行ってしまった
いつまでも輝いていられる方法はないかと
必死になって探してみたが、
どの教科書にも
どの専門書にも載っていなかった。
「もう、ダメだ」…
そう思ったときに君は僕に囁いた
「ありがとう」
僕の目には涙が溢れていた
そして君が消えてしまった途端
溢れていた涙が落ちた。
そして、やっと気づいた…
教科書でも専門書でもない。
自分なりのやり方でどれだけ人を愛せるか
それが一番の愛し方だと…