詩人:紀帆
いつまでも同じ場所にいられないこと気付いたのはわたしだけが歳をとり思い出す貴方に幼さを感じたから忘れなくていいと言われても5回目の冬くらいから夢にすら見なくなった忘れてくれと言われても今更何をどうしてそんなことが出来るだろう置いてきぼりにしないでと泣きながら縋ったけどわたしは生きてる限り貴方を遠ざける貴方は止まったままなのにもう待ってあげられない貴方は止まったままわたしだけが進む世界貴方が好きだと言った世界