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詩人:らむね
すべての君へ
よそ見すると消えてしまいそうな
君のその気持ち、
ありふれた、既製品の言葉で語ろうとしないで
伝わらないことに怯える必要なんてない。
君の気持ちには
君の言葉が必要なんだ。
すべての君へ
小さい頃みたいな
なにひとつ不安のない日なんて
これから先には
もう来ないかもしれない。
だから慰めなんて期待しないで
不安を抱えて橋を渡ろう
孤独を背負って山を登ろう
不安や孤独を人生の荷物として
人生を旅行に例えてみる。
どこに着くかもわからない旅に出るのに
荷物がないと不安でしょ。
すべての君へ
孤独に関して言えることがある
少なくとも
君はここにいて
僕もここにいる
すべての君へ