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詩人:桜井 楓
キチンとやることを教えられてきた幼少期から思春期にかけて
そして それを一人前だとか
大人っぽくなっていくんだとか言う
型にはまったアラフォー以上の世代感
確かに
それはそれは重要なこと
型にはまったこの現代社会では
時にそれは弊害にもなる時がある
毎日どこかで誰かが悩んでいる
積もり積もって鬱々とする
解決しなくて自殺する時もある
キチンとやることを教えられた教育は
時には青少年たちの未来さえ消し
有望な若手を消し
リーダー的な存在の中堅、ベテランさえも消す
キチンとやろうとすれば
誰だって思い悩むもの
両手いっぱいに
いろんなものが溢れている
大雑把ではなかなか生きづらいこの世の中で
「キチンとやろうとするから悩むんだ」と
この言葉を持つだけでも
多くの人は救われるのではないか
そう思うこの頃である…