詩人:哀華
乾いた道を歩いていたおぼつかぬ足取りまた一つ重ねれば遠くなる水の陰追い立てる音そこで待っていたのは自分ではない自分今ここで膝をつき両手を組んで祈りたい私は罪人です。と捕らわれて動けぬから私を私と認めることさえもはや出来ぬのさ嗚呼消えてしまえたならどんなに楽か嗚呼消してしまえばどんなに楽か