詩人:凜一
雨の夜濡れて帰ろうとしてみるこの暗闇と雫は私の背中をとても淋しそうに映してくれるだろうから肩に、うなじに雨粒をはじかせてあなたが気付いてくれますように、と卑怯な祈りを捧げた私はそんな捻くれ者だけどこの想いだけはまっすぐだからどうか気付いてどうせなら二人で肩を濡らそうよ