|
詩人:甘味亭 真朱麻呂
雨が降ったら迷わず傘を差すような生き方で
がむしゃらにはもう生きれないから
消えそうな心の灯火にふっと息かける
この世界に残したい証は小さいもの
だけれど精いっぱい走り抜いた
あの日は今も記憶の中で輝いている
ざわめいた声が通り過ぎた夜
ボクはそっと佇み星を見上げる
そして雨が降れば止むのを待つ
時間は止まってはくれないさ
全力疾走した後のあの空の色
今も思い出すんだ
輝いていたボクを
色めいていた日々を
今も心の中にある
その瞬間だけ
ボクはあのころのボクにかえれる
※くり返し