詩人:奏
家族より大好きな君たちと
初めての遠出
田舎から都会へ
電車に3時間揺られて
一人ではしゃいで
眠さに負けて
体調悪くて
音楽を聞いて
そんな君たちを感じる僕
寝てるフリ
でも本当は違う
眠かったのは確か
でも僕は
君たちのぬくもりを感じて
落ち着けて
安心できるぬくもりを
君たちから感じて
眠かったフリをしながら
本当は甘えていた
ぬくもりに
愛情表現が下手だと
よく言われる
だって 恥ずかしいし
男女間の愛すら無いし
でも
ぬくもりは大好き
君たちは大好き
心では甘えていた
眠かったフリをして
あ コラ
顔を覗くんじゃない