詩人:哀華
全身へ光を浴びて悲しみなどへ決して躓かず質を落とすことなく微笑み続け自分をも他人をもなんの隔たりもなんの嫌悪感もなく愛してゆける私はそんな人間になりたかったただそれだけなのに寄り好んでしまうし排除されてしまうしあの部屋には入れないんだ本当に吐き気がするもんだから言い訳そんなもんだよ人生なんて所詮一人きり誰にも依存せず息をするのが好ましい