詩人:さきネコ
記憶が乱反射して四方八方に飛び散ってもこんなにも鮮明に思い出せる私の歩んだ道 思い出せる紅葉が色づく頃香りに包まれた景色の中の空にはひとすじの涙が流れるまるで 別れを惜しんでいるみたい気持ちと理想が こすれあう音が聞こえるとてもとても 寂しくて 恋しくて秋の風が 運ぶものなど知らずに夕暮れに ただ1人背を向けたいつか 素直になってみんなの前で いつも本物の笑顔でいられるようになったらさまた戻ってくるよ今度は正面から暮れていく空を見たいから