記憶が乱反射して
四方八方に飛び散っても
こんなにも鮮明に思い出せる
私の歩んだ道 思い出せる
紅葉が色づく頃
香りに包まれた景色の中の
空にはひとすじの涙が流れる
まるで 別れを惜しんでいるみたい
気持ちと理想が こすれあう音が聞こえる
とてもとても 寂しくて 恋しくて
秋の風が 運ぶものなど知らずに
夕暮れに ただ1人背を向けた
いつか 素直になって
みんなの前で いつも本物の笑顔で
いられるようになったらさ
また戻ってくるよ
今度は正面から
暮れていく空を見たいから
2007/10/12 (Fri)