詩人:山羊
巡る風によせてこの風はあの人の街まで流れて行くかしら枯れ葉を纏い裸木の間を縫って遠いあの人の街までもう逢えないからもう連絡をとる手段も無いからここに綴る貴方への想い情景記憶を辿り流れて行く情景いつか忘れてしまうのかな記憶の情景巡る風によせてまた逢える日まで二人に吹いた風にまた出逢える日まで遠い遠い街の片隅からもう逢えない君へ