詩人:青空
明らむ夕陽を窓際から眺めていた
午後から始まる授業
窓の外では 番いの雀が
幸せそうだ
もし詞が 届くのなら
僕の気持ち伝わっただろう
静かな教室には
貴女と二人きり
囀り方を 知ったなら
僕の気持ち伝えたい
音に出来ないメッセージ
心で何度も呟いた
赤らむ横顔を朱い夕暮れ
の所為にしていた
午後から始まる授業
二人きりの時間は
幸せだった
別の道を歩んでる
今はもう 離れ離れの心
淋しいと嘆き
を届けてみても
励ましの言葉
は返ってこない
音に出来ないメッセージ
心で何度も呟いていた
2007/04/28 (Sat)