詩人:如月蒼雪
二月憂鬱の美学年の瀬はいつやら新年の慶びは薄れただ春を待つ豆を撒きながら趣と同時に歳を知る白い季節に映える茶色アンニュイな息億劫なはずの雪時がたてば恋しくなることも知るただ憂鬱を肴に二月に酔うも殊更の美学