詩人:MARIONET
ずっと つけてたから その重さに気付かなかったね
その大切さに 気付かなかったね
君の指に光ってた指輪
君の腕につけられてたおそろいのもの
隣で 僕も普通にみてた
なくなってしまって 君はとても淋しそう
僕も 君が幸せだったの知ってるから 淋しいんだ
君は とても大切なものと さよならしたね
いっぱい 泣いてたよね
僕は 君の隣にずっといたから知ってるよ
君が 指と腕 たまに癖で触ってること
さよならしたものが 君にとって大きすぎて
僕だけじゃ 決して うめてあげられない
僕は考えた
君の腕にプレゼント
左の指にはさすがに 無理だけど
君の腕に プレゼント
君が少しでも 僕のあげたもので 触って落ち着けるために
僕とおそろいのものプレゼント
そして 今度は 君と一緒に選んだ 腕につけるおそろいのもの
僕は 君とはさよならしないよ
これだけは 安心してね
君へのプレゼント
君は 喜んでくれてるかな