詩人:MARE
潰れた缶を蹴っ飛ばし ぶつかるビルを消してった 見晴らしが良くなった頃 君の家が見えたよ その缶を拾い上げて君は 大きな船を創ったんだ いつの間にか飛んでいた僕ら 僕を押さえつけていた人達が 清々しく歩いている 手を伸ばして取った星 小さくてキレイだね こんな時は音楽を聴こう ムード満点の音楽を選んで スイッチ押したら 目が覚めてしまったんだ 目をつぶったその世界は 朝 差し込む光より暖かくて僕のしぼんだ心をふやかしていた......