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詩人:morning star
絶壁が倒れてきても、
岩壁にただ阻まれていても、
眩暈が毎瞬訪れていたとしても、
綴いているこの途の上でぼくはまだ歩いている
城壁が閉されていたとしても、
紺碧が埋めこまれてたとしても、
泣き言がやめられずにいたとしてもぼくはまだ叫んでいる。
「運命を諦め斬れないよ」と。
夜がやって来て、時間がまたすこしだけ、運命をどこかへと運んで。めくるめく陽光が待ち構えていて・・・
虚ろな憶いが涙目になりそうでも、
逃げだしたい記憶が先回りしていたとしても、
壊れそうな運命が未だ輝きを諦め斬れないから、
綴いていくこの途の上を進んでいる。
眼をつぶってうな垂れても、
ため息が識らずにこぼれていても、
いまがいつか忘れていたとしても、
歩いてく、終を見たいから
歩いてる、終を越えたいから
歩いてみたい、笑顔に成りたいから
いつまでもいつ迄もいつまでもいつ迄も・・・