詩人:さみだれ
段々畑の最上にかかしがぽつり胸を張りいけない烏を脅してた腰の曲がった婆さんに代わりいけない烏を追いやった藁の奥の枯れた心が芽を出す頃には段々畑は平らになっていらないいらないと引っこ抜かれた根を張る思いも知らぬ人烏に脅され困ってる腰の曲がった婆さんの代わりそれがかかしの存在意義だからかかしは眠ったよようやくかかしは眠れたよ