詩人:安曇
走り去った君の背中は
どこか影を背負っていて
気付けば
君を追い掛けてた
卒業して半年たった
見違えるほど忙しい日々
どんどんと逢えなくなっていたね
しがみ付いて泣いて
踏張って立って
なぁ、君もそうだったのか少し痩せたみたいで
涙を堪えては笑ってたのか?
なぁ、大切な何かを見失いがちだった
余裕が無さ過ぎて
君の痛みに気付いてやれなくてごめん
だけど今
確かに見えたから
君の影照らす光を
二人で見つけにいこうよ
夜の闇は恐いと君が振るえて泣いたのに
上手く言えなかったけど
本当の夜は優しく寄り添ってくれるんだ
ボクが教えてあげる
もう独りで泣かなくで良いように
一緒にいるからね