詩人:雪 刀寿
紙よせて、クシャクシャの皴に 話が飛び出す
うれしげな ベンチャートーク
今だから歌っておきたいよな
君の僕も、あいつらも、
夏の向こうから 見てるからねっ
こんな思いで詩を綴り、
太陽サン、 はじらいつつ、燃える、炎
それだから、どうしようもなく 激しい恋をするしかない
夜枕の抱きしめ合いは、
星の氷が、キラリ 冷やっこく、手のひらにしずく落とした 息継ぎドリンクで、
そのまま空の便箋に、ラブペンで丸く歌っちゃえば、
スイミング音・「ちゃぷちゃぽ」
涼む目のまぶしさが、
青く、青く、 伸びてって、
ずーっと向こうのほうで光る
ぼくらの誓いが交わったんだね
これで しばらく ただよってすすもう
このまま ゆるやかに ゆける