詩人:壬治
手紙をしたためるほどの気持ちがまだここには足りずなんとなく地団駄踏んで靴底のゴムだけがすり減ってる今日からまた始まるのか。。スタートとゴールは繰り返し広い広い世界の中に取り残されたような迷子たち切り裂くような雷鳴の如く脳天を突き刺したよ明け方のニュースらしくないなんて言わないで生きているだけ誰も彼もがあの子も女だったただそれだけのことに今さら気づいてくすっと笑えた