詩人:朝日 昇
あまりの寝苦しさに、思わず目を覚ました。深夜とも早朝とも区別のつかない時間。ふと、横に目をやると、静かな寝息をたてるきみ。安らかな寝顔。穏やかな寝顔。涼しげな寝顔。可愛い寝顔。その寝顔に、そっとキスでもしてみようか。いや、驚かせて起こしてしまっては悪い。もう少し、この寝顔を眺めていることにしよう。そんな、くだらない事を考える、午前4時。