詩人:壬治
はじけ飛んだんだ
神の啓示をきいたみたいに
ここで壊れちゃったとしても
それでもいい、かまわないって
そんな気がした
あとで泣くことになっても
散々に傷ついても
たとえば死んでしまっても
今のままの未来じゃつらすぎて重たい
あがくことさえ許されないなら
こんなの受け止めきれない
なんにもできないって思わないで
どうにでもできるって信じていて
不可能も可能性のひとつだよ
現実よりずっと明白で
今は夢に焦がれてる
こぼれる涙を止められない
だけど明日はすぐにやってくる
諦める強さなんかより
振り切るほどの覚悟がほしい
退屈な未来なんて見たくない