詩人:甘味亭 真朱麻呂
瞼を閉じたら いつもよりも時間の流れがわからなくなるから
ゆるやかになった気がしたんだ
暗闇の中で 重く閉じた瞼の裏に浮かぶいろんなイメージ
瞳に映る鮮やかな景色ほどきれいなものじゃないけれど
とても満たされてた
今 僕があした天気になあれと祈ってみてもムリだろうな
あしたには君と会うってのに雨だったらイヤだなあ
だから祈らずにはいられないむだだとわかってはいるが
願わないではいられないのさ
てるてる坊主ちょっとつくりすぎたかな
つるしすぎてもうあまりの坊主をつるすスペースもないくらいさ
そんな土曜日のデートをひっそり僕は待ちわびてた
そわそわしながら待ちわびてた。