詩人:安曇
私はいつも、話しかけているの
ねえ、ここにいるよ。
ねえ、何で泣いてるの。
ねえ、私を撫でて心落ち着かせて
違うよ。
お腹が空いてるわけでも、眠いわけでもない
離れてあげないよ、今は
ねえ、我慢しないで泣いていいよ
でも、小さくなって一人でなんて泣かないで
私を抱いて、たくさんたくさん
泣けばいい。
私に気づくにのは、
ずっとずっと後でいいから
ねえ、私は貴方のこと愛してるよ
誰よりも
ねえ、私が猫じゃなかったらな
ねえ、猫じゃなかったら
ねえ、貴方も愛してくれた?
ねえ・・・。
2006/09/09 (Sat)