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詩人:山崎 登重雄
月のように / 夜は強がってはしゃいで… 昼は恥ずかしがって雲間で覗き… カケヒキを繰り返して…
あうん / あ・うん。それは誕生と消滅の『産声』
恋愛相談 / そして自分を売り込む生き残るための泥試合。
使命 / 放ち続けるか死んでみせるか。詩人ならね。
ちっ。 / 惚れた自分に舌打ち
けっ。 / こうなりゃ老体に鞭打ち
ふっ。 / 君には優しく耳打ち
がっ。 / 奴にはいつか闇討ち
悪態 / 開き直りて徒然の毒気吐いては語尾に涙し
不意 / 夜が明ける ほろほろ泣く
辞退 / ベスト三十路ニスト
落涙 / もう終わったもう終わったもう終わった
嗚咽 / だっ… だけ… だと… たから…
さよならなんて / ぬるい時間は排水口に流してしまえ。温め直す時間は次の恋に使うんだよ。
問答 / せっぱつまってそもさん
君で充電 / でもまいったなぁ。液漏れしそう。
ランナー / 距離じゃなくトップランナーで。
大失恋 / もう運命には抵抗しない。俺の言葉まで剥ぎ取りやがる。
片想い / 瞬きの差で両想い。次は方目だけ閉じるさ。
壊れちゃう / 粉々に愛しちゃって♪組み立てるのは二人で☆
目隠し / 強がりと本音のじゃんけん。
目隠し / 最初からしてないのに。素直にな。
目隠し / それとも外してみる? 俺が居るけど
message in a bottle / どんなに海を眺めていても拾えなければ読めないんだな
出会い / ぼくはきみの偶然の産物なのさ。
つよがりさん / 背伸びするなら肩車してあげる。よく見えるだろ?
翼の折れた・・・ / 傷付いた羽を癒すより太陽に向かって羽ばたき続ける
僕は太陽に準え君は月と言い張る / 月は太陽の木漏れ日
××につける薬 / 君には僕を☆僕には君の望んだシアワセ
両方 / 君をアイス 飲み干してホット
月光価千金 / 星の砂でくしゃみするなよ
悪筆 / 清書してよ。君のフォントが欲しいな。
名前 / 大好きな名前を呼べば、それが僕だよ。
ありがとう / 出会ってくれて。 微笑をくれて。 行先をくれて。 涙をくれて。