詩人:泉 浩祐
得意の営業スマイル。君は僕に振り撒いた。君は僕が気付いてないと思ってるみたい。もう、気付いてるよ。君のその偽りの笑顔の裏を。もう、気付いてたんだ。君を見たときから。僕に振り撒いたその笑顔。いつか壊してあげる。心から笑えるように。まだ営業スマイルの君を、僕は悲しく見つめていた。偽りが晴れるのは何時の日か…。僕の詐欺師の腕にかかっている。君を騙して心から笑わせようじゃないか。