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[5398] 降りしきる粉雪とこの思い・・・

詩人:チェシャ猫

いつでも側にいることが当たり前で
芽生え始めた気持ちにも気づかずにいた

昔は素直にただ真っ直ぐに
キミの幸せを願うことができたのに
今はただボクを見てほしいと願う・・・

この気持ちが恋だと気づいたときにはもう
キミは他の誰かに包まれて・・・
ボクはぎこちなく微笑みながらキミの話を聞いている
キミの幸せな顔さえ見ていられれば

それはそう嘘じゃないけれど・・・

こみ上げる切なさに
またそっと頬を濡らす

降りしきる粉雪が海に流れ出すころまでには
少しはこの気持ちも薄れているかな・・・
またキミの幸せを願うことができるかな

キミの隣で微笑んでいられるカナ・・・

2003/10/29 (Wed)
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