詩人:和泉
目隠しをされたのか自ら閉ざしたのかそれさえ忘れた霧の中白いもやに溶けたくない と飛込んでいった少年の姿さえもう見えない辛うじて見える足元汚れた靴は固い地面を嫌がった下ばかり眺めて歩き続けて更に迷って目隠しをしたのは誰眼を閉じたのは自分だんだんと霧が濃くなり5分前濃霧注意報が