詩人:siva
あの日のあの曲がり角 今でも覚えてる
曲がっていたら、この距離は縮んだ?遠のいた?
今でも迷ってる
この道を選んだこと 後悔しないけど
なんだか先は長くて どうにも足が重い
満たされない私は 寄り道したり、戻ってみたり
回り道をしたり ぐるぐると回る
あの曲がり角 曲がっていたら
もっとあなたに近い場所で笑えた?泣けた?
側にいれたの?
今はもう あの曲がり角さえ見えない場所で 思いを馳せるだけ
…それは、あの交差点に? あなたに?
分からないまま 思いだけが募る
だから思い出はキレイなのだと、誰かが言った
今はただ、夕暮れを待つ
明日へ向けて
この交差点を見ている