詩人:なっぷぃ
夏の夜に さりげなく捨てられたふりをしてみた目を開けてまだ続く ものがたりのなかへ吸い込まれるどこまでも 聞こえないふりをしてみた流れていく色がまた 全てを明らかにするなぜだろう? 怯えている僕がいる奪いたい だからこそ ひたすら探すのさ考える暇もなく 溺れたふりをしてみたしゃがみこんだ場所が 少しだけ沈んだなぜだろう? 怯えている僕がいる聞こえない だからこそ ひたすら探すのさ