詩人:MARE
知らなかった世界に来て
ひとまずタバコをふかした
途方もない感情があなたにも
そこを歩く少女にさえ待っている
無限にわく常識から逃げて
過去を踏んで歩いた
理由のいらないこの場所ですら
変わり続けているようだ
積み重ねた知識も風に揺れるよ
ここへ来たいと思って
ここまで来ては迷って
口を開く事なく黄昏れて
いろんな事考えて
いろんな風に答えた
本当は答えなんてどうでも良かった
それでいい
それでいい
このままでもなんでも
どこにいても風は僕に迫るだろう
突き抜ける空の上
明日の雲が見えている
通り雨の描く絵に意味はあるのかい
swinging light
swinging your hair
swinging night
swinging my past