詩人:望月 ゆき
きみの通り道にぼくはいつも落っこちている目立つように とはいえ ひっそりとビー玉のように光るでもなく目覚まし時計のように鳴くでもなくニュース速報のような興味もひかないぼく賞味期限は心配いらないそうはいってもね。今日が昨日になっていく現在(いま)が過去になっていく通りすがりに 拾ってよ見落とさないでピアノ線は最終手段。卑怯だと思うかいここに いるから落っこちたまま いるから