ホーム > 詩人の部屋 > 望月 ゆきの部屋 > 落っこちているぼく > 投票

望月 ゆきの部屋  〜 「落っこちているぼく」への投 票 〜

  • 望月 ゆきさんの「落っこちているぼく」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[12007] 落っこちているぼく

詩人:望月 ゆき

きみの通り道に
ぼくはいつも落っこちている

目立つように 
とはいえ ひっそりと

ビー玉のように光るでもなく
目覚まし時計のように鳴くでもなく

ニュース速報のような
興味もひかない
ぼく

賞味期限は心配いらない
そうはいっても
ね。


今日が昨日になっていく
現在(いま)が過去になっていく


通りすがりに 拾ってよ
見落とさないで


ピアノ線は最終手段。
卑怯だと思うかい


ここに いるから


落っこちたまま いるから

2004/05/13 (Thu)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -