詩人:猫の影
思いやりがあって優しくて人への理解がある人間に。誰にでもそんな風に見られたくて見られたくてそう思って生きていたら結局は人を傷つけることしかできない人間になっていた。僕は誰にも好いてもらう資格がない。僕は誰にも好いてもらう資格がない。僕は、誰にも、好いてもらう資格がない。今なら腕を切り落とされても街を歩けそうな気分さ。