詩人:月水奈 鏡桂
―私には、「愛」というなの意味がわかりません。―
―私には、「愛」というものがないからです。―
私には、「愛」がなんであるか、わからないのです。
「愛」というなの言葉は、私には理解不能なのです。
だから私は、「愛」というなの真実を追いかけたのです。
果てしなく遠く
どこまで行くか、わからない道を歩んだのです。
しかし、それでもわからなかった。
果てしなく、遠く、どこまでも行ったのに・・・。
私は心で泣いた。
心の涙が枯れるまで・・・
「愛」というなの真実は、一体誰が知っているのだろう。
機械仕掛けの私には、わからないこと・・・。