詩人:流れ星
星の綺麗な夜
5通目の返信に「7:00に橋の下集合ね」と送った
予定より早めの時間
家を飛び出したもう君は待っていた
林檎飴を食べながら見たアクセサリー屋
何にしようか迷った
買ったのは
最初に選んだお揃いのペンダント
手を繋いで一緒に見上げた
夜空埋め尽くす花火
大きな音と共に
君の体温が心に伝わる
僕らの願いを乗せた流れ星が流れた
抱きしめるとアップルミントの香りがしたよ
最後の花火が
打ち上がったと同時に綺麗さと切なさが残った
店じまいをしてる夜店に駆け込み
食べたいちご味のかき氷
「やっぱこれだよね」と言う君可愛いかった
2人で育てようと
すくった2匹の金魚
大事に持って帰りに寄った深夜のコンビニ
話盛り上がりこれからも一緒にいたいと願ったんだ
手を繋いで思い出読み返す
昨日の事今日の事
ずっと一緒にいると君の笑顔に誓ったんだ
今でも忘れはしない大切な思い出さ
抱きしめるとアップルミントの香りがしたよ
橋の下で「また明日」と別れた後
静寂な河川敷座り込み思った
色々ある僕らだけど“やっぱり君が好きだ”