詩人:安曇
どこかに行きたくて空を見たでも、どこに行きたいのかわからないまるで、絵のように青と白しかない空その中で、昼の月はぼんやりとたたずんでいた薄い薄い昼の月。夜ならば綺麗と言われる月なのに今は全く目立たない目立たないのに、妙に優しい昼の月薄い薄い昼の月は、私の中に居座った今日もどこかに行きたくて空を見た昼の月が私に言う『行けばいい』昼の月は知っていた恐くて、行かない私の心を…。