詩人:日月子
哀しい程の 恋をして あふれ出すのは 涙ばかりでは ありません 抑え切れない 強い願いがわきおこるたびになにか形にならないものがペンによって綴られる 永遠に残る 何か になる のですそれは人知れぬ涙の様に静かに流れて紙のうえに落ちて 影 を残す 誰でも 恋するものには 分かる一つの呪縛の様なものです