|
詩人:霄
朝、ひとりで目覚め
瞳と携帯を開き、
「おはよう」の文字を
全身で感じ、微笑むんだ…
その後ひとり、家を出て
変わらぬ風景に一息つき、
静かに、歩みを進める。
賑やかな、いつもの場所へと…
夜は更け、時計の針が
日付を変えようとする頃、
想い、心添いながら
ひとり、眠りに誘われる…
今はこれが当たり前−--。
でも、この日々が
「ひとり」から「ふたり」に
変わるのは、
後どの位、先だろう…
早く、顔を見合わせながら
二人同じ生活がしたい…
さぁ、今日も
お前と同じ空の下
今はまだひとりの
俺の日常を送ろうか。