詩人:マミリン
蜩も疲れてまた一つの夏が終わったフェミニズムが叫ばれるようになってからどれくらいになるのだろうどこまでも自由な私は今 束縛を欲する時がたち 自由を手に入れても憂いの理由は変わらないのだ好きな人に好きと言えない比べられるのが恐くて素直になれない台風が去ってまた同じ秋がくる自惚れていた自分を恥じて私は気合を入れ直す大丈夫 大丈夫選ばれなくても結ばれなくても私は私と結婚している