詩人:笑う銀紙の星
ある国の人工衛星が 時速二万キロの速さで 僕の頭上を通過したその時隣の席の男は生温いビールを飲んでいた ※※※※年のピンボールを読みながら・・・ それを横目で見ていた若いバーテンの女はビールの 不幸を憐れみながらグラスを磨いている 今夜が人生最後の夜とも知らずに・・・ それを見ていた俺は・・・